やっぱり、人事が大事!
『人事部は見ている。』(楠木新:日経プレミアシリーズ)が売れているが、本書は、人事部員のための本ではない。
社員さん、パートさんあわせて数名から 300人くらいの会社の社長さんや幹部のための『人の事』を扱うための教科書である。
賃金、昇進昇給、育成研修、任命、解雇などをふくめて『社内の人材を活用し、いきいきと動いてもらえる会社を作る』という目的達成のための提案、助言があふれる手引書である。
これまでの『人の事』システムを根底から見直し、リセットし、より強い会社を作る基本は、「やっぱり、人事が大事!」であることを社内で共有するための本である。
一足先にこの混迷の時代を抜け出す航路を示してくれる本である。
目次
第1章
「これからの人事」を強くするヒント15
第2章
「人と仕事の管理」を改善するポイント14
第3章
「身分のしくみ」が機能するヒント23
第4章
あるべき「賃金のしくみ」を構築する方法16
第5章
「評価のしくみ」を定着させるポイント13
第6章
「教育」と「人材活用のしくみ」を強くするヒント10
第7章
トラブらない「退職のしくみ」を作るヒント5